釜利谷西のやぐらと地蔵
釜利谷西は京急の金沢文庫駅を西口に出てバスターミナルのあたりから山側を釜利谷地区と言い、釜利谷東、釜利谷南、釜利谷西とあるが、釜利谷西はその中でも山側の地域、金沢動物園などがある地域。
「やぐら」は鎌倉・室町時代の墓、埋葬に使われた遺跡。鎌倉幕府があった近くには多くあり、横浜市金沢区にもいくつか見つかっている。しかし、金沢区で見つかったやぐら群はその後、マンション建設で壊され、一部を申し訳程度に残されているだけで、やぐら群の全体は残っていない。
普通、墓地だった跡地に建っている家は避けて買わないと思うが、鎌倉時代とは言っても墓地だったところの跡地のマンション、よく住んでいると思うが安かったのかな?
↓「北谷(きたやつ)」バス停。
このバス停の近く。金沢文庫駅西口からの路線バスが来る。京急バスだけあって急行バスもある。
↓釜利谷西のやぐらの説明。
↓やぐら。
↓やぐら。
↓柵の間から。
やぐらというのは、だいたいこのような横穴の石室がいくつかあるものだが、ここはその1つを残したのかな?
↓全体の様子。
↓マンションの一部分に残されたようだ。
↓近くにある地蔵。全部で11体の石塔。
↓向かって右側から5体。
↓向かって左側から7体。
1体重複したな。
↓地蔵にマスクがかけてある。
この地蔵の言われはわからないが、たぶんマンション建設前にこの辺りにあったものを集めたんじゃないかな?
やぐらもこれらの地蔵も金沢文庫駅から笹下釜利谷道路を来て、夏山方面への片側一車線の細い道に入ったところにある。