横須賀と横浜の市境と傍示堂
神奈川県横須賀市の京急の追浜(おっぱま)駅前から国道16号(横須賀街道)を北へ進む。
すると2つめの信号がある交差点が『和田山入口』となっている。このあたりにが横須賀市と横浜市の市境になっている。
↓ここから横浜市。
道路の北行き側、左側は京急本線の線路。写真にはないが、線路の向こう側にもよく見ると市境の標識が立っている。
↓ここから横須賀市。
道路の南行き側。
↓和田山入口の交差点(丁字路)。横須賀側に入ったところに地蔵堂がある。
↓これが『傍示堂(ほうじどう)』と呼ばれる地蔵堂。
お堂の側面に説明書がはってあるが、六地蔵や庚申塔、このあたりにあった古い石塔などを集めたようだ。
↓傍示堂と地蔵などの石塔群の説明書。
↓浦賀道の説明書。
↓帝釋天王の石塔。
↓京急の線路の向こう側の山、この山を切り崩して道を作り、線路を敷いたのかな?
説明書によると、このあたりは今は市境だが昔は武蔵国と相模国の国境だったようで、境を越えて悪い者や疫病などが入らないように石仏や石塔が作られてあちこちにあったものを集めてここに置いたようだ。
なお、追浜駅は特急停車駅だが日中は特急の運転がなく普通電車しか止まらなくなっていた。
しかし11月のダイヤ改正で1時間に6本通過していた快特のうち都営地下鉄直通の3本が特急に格下げされる影響で1日中特急が停車する駅になった。20年ぐらい前は1時間に快特3本都営直通特急3本で、逗子線からの急行が金沢八景から3本合流していた。逗子線からのエアポート急行も1時間に6本を3本にして残りの3本を金沢文庫止まりの普通にするらしい。京急のダイヤは約20年前に戻ったな。で、その約20年前には夕方に上り特急が金沢八景駅で快特の通過待ちをする場合があったのだが、今は快特も金沢八景駅に停車するから特急の金沢八景での待避は見れないのかな?