追浜隧道
注──「隧道」には「すいどう」の読み方があるらしいが水道と区別するためにトンネルの意味で使うときは「ずいどう」の読み方に変わっていったらしい。このブログではトンネルの名前や意味で使うときには「ずいどう」の読み方で使うことにする。──
横須賀市の名物のひとつにトンネルがある。三浦半島にある横須賀市は山が多く、交通の便のために明治時代からトンネルが掘られた。
横須賀線や京浜急行でも横須賀市内ではトンネルがよく見られる。横須賀線の田浦駅では電車が頭1両分を駅の隣のトンネルに突っ込んで止まるのが有名、また京浜急行の京急田浦駅~横須賀中央駅間は数多くのトンネルがあり、小さなトンネルが連続する風景は前面展望で眺める楽しみになっている。
追浜隧道(おっぱまずいどう)は追浜駅から夏島貝塚通りを行き、「追浜日産自動車前」の停留所のところの交差点を右に曲がり(交差点の一角にコンビニ)、正禪寺というお寺を右に見てさらに進むところにある。
↓追浜隧道。
浦郷(うらごう)町にある。
↓トンネルの中の壁の様子。
トンネル内は細い歩道(人1人通れるぐらい)がある。
↓竣工 昭和八年三月、田浦町長と助役の名前がある。
↓出口。(深浦側)
↓出口のすぐ横にトンネルの高さに合わせて橋のようなものが道を渡っている。
↓さらにその隣にもう1つの橋。
↓深浦側から橋と追浜隧道。
↓深浦側に出ると、京急バスの「深浦」バス停。
↓追浜駅行きのバスが朝に5本だけ来る。
深浦(ふかうら)という町名はないが、近くに深浦湾という湾があり深浦地区と言ったりする。