W321take2new’s diary

どうでもいいようなことを、思いつくままに。

コリジョンルール

2022年の大相撲11月場所、千秋楽に幕内優勝を争う貴景勝、高安、阿炎が優勝決定巴戦を戦うことになった。巴戦は3人のうちの誰かが連続して2勝するまで戦う、つまり、A・B・Cが戦うとしてAがBと戦って勝つと次はA対Cで戦いAが勝ったらAの優勝。Cが勝ったら次にC対Bで戦いCが勝ったらCの優勝。Bが勝ったらまたB対Aでやり、Bが勝ったらBの優勝、Aが勝ったらまたA対C・・・というふうに続く。

↓優勝決定巴戦。

↓最初はくじ引きで高安―阿炎。

立ち会いに頭でぶちかまそうとした高安、阿炎はややいなすような立ち会い。高安の頭を阿炎は胸で受けた。

↓高安は脳震盪を起こして倒れた。阿炎の勝ち。(阿炎1勝)

↓高安は自力では立ち上がれず、呼出の力を借りて土俵下に降りる、この時点で高安は明らかに脳震盪を起こしていてもう一度頭を打ったら命に危険がある状態。

↓次は阿炎―貴景勝で阿炎が勝ち、阿炎の2連勝で阿炎の優勝が決定。

あっさり決まったから誰も文句も言わないが、もしも貴景勝が勝ったら次は貴景勝―高安の取組となる。そうなった場合、高安が辞退して貴景勝の不戦勝で貴景勝の優勝となればいいが、高安がどうしても相撲を取るといった場合、貴景勝はどうするか?高安は頭を打ったら危ない、しかし高安は頭で当たる立ち会いしかできない。貴景勝はもしかしたら電車道で持って行かれる危険があるが高安の体を気づかって引きやはたきに行くか?

こういうの昔あったね、武蔵丸貴乃花で膝がグラグラの貴乃花武蔵丸は結果的に負けたが本来の力を出したのかが議論された。『痛みにたえてよく頑張った。感動した』と小泉進次郎の親父が言って済ませているが。

今回は阿炎が貴景勝に勝って優勝を決めて高安が再び土俵に上がることはなかったが、もしかすると貴景勝に「阿炎に負けたほうが高安とやらずに、何も言われずに済んでよさそうだな」という考えはなかっただろうか?

立ち会いのぶつかりで死んじゃった力士が最近いたからね?

こうなると命を守る安全面を考えると、相撲にもコリジョンルールが必要だな?頭で当たるのや張り手やエルボーで勝ちあげるのは禁止にしなきゃだな。モンゴル相撲のように組み合ってからスタートにルール変更だな。で、相撲の本場はモンゴルとなって相撲を日本の国技と言う人はいなくなるわけだ。めでたし。